全身性炎症性反応症候群を伴う重症犬における重症度予測マーカーとしての安静時コルチゾール濃度
Resting Cortisol Concentration as a Predictor of Illness Severity in Critically Ill Dogs With Systemic Inflammatory Response Syndrome.
3行まとめ
- 重症犬において安静時血清コルチゾール濃度が疾患重症度や転帰のマーカーとなるかを検証した。
- コルチゾール濃度の上昇は重症度スコアの増加と相関したが死亡率との有意な関連はなかった。
- 重症犬の病態把握において安静時コルチゾール濃度は重症度を評価する指標として活用できる。
この論文の要約
- 目的
全身性炎症性反応症候群(SIRS)の有無にかかわらず、重症犬における安静時血清コルチゾール濃度が、APPLEスコアで評価した疾患重症度や転帰の予測マーカーとなるかを評価することである。
- 対象と方法
ICUに入院した急性重症犬(48時間未満)をSIRS群(30頭)と非SIRS群(25頭)に分類し、健常犬(19頭)を対照群とした前向き観察研究である。治療開始前に安静時血清コルチゾール濃度を測定し、入院時にAPPLE fullおよびfastスコアを算出して転帰を記録した。
- 主な結果
安静時血清コルチゾール濃度は対照群に比べSIRS群および非SIRS群で高値であったが(p<0.001)、SIRS群と非SIRS群の間に有意差は認められなかった(p=0.59)。コルチゾール濃度が62.5 nmol/L(2.2 µg/dL)上昇するごとにAPPLE fullスコアは1増加した(95% CI: 0.6–1.4)。コルチゾール濃度と死亡率に関連はなかったが(p=0.33)、APPLE fullスコアは死亡率を予測できる中等度のエビデンスが示された(p=0.03)。
- 臨床的意義
安静時血清コルチゾール濃度はSIRSを伴う重症患者における重症度マーカーとして利用できる。転帰予測マーカーとしての有用性については、より大規模な症例数による今後の検討が必要である。
⚠️ この要約はAIが自動生成したものです。
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※ 本記事はAIによる自動要約であり、情報提供を目的としています。個別の症例に対する医療判断を行うものではありません。診療にあたっては必ず原著論文および最新の情報をご確認ください。