犬と猫の結膜炎における微生物学的調査:培養およびMALDI-TOF MSによる同定と分離細菌の薬剤感受性試験
Microbiological investigation of conjunctivitis in cats and dogs from Kars, Türkiye (2024-2025): culture- and MALDI-TOF MS-based identification and antimicrobial susceptibility testing of bacterial isolates.
3行まとめ
- 結膜炎の犬猫を対象に、結膜スワブからの病原微生物の同定と薬剤耐性プロファイルの評価を行った。
- 陽性率は33.9%で多様な菌が同定され、分離された細菌の86.49%が多剤耐性(MDR)を示した。
- 難治例では多剤耐性菌を念頭に置き、感受性試験に基づいた適切な抗菌薬選択を行う必要がある。
この論文の要約
- 目的
犬および猫の結膜炎において関与する病原微生物を正確に同定し、分離された細菌の薬剤感受性プロファイルを明らかにすること。
- 対象と方法
結膜炎と診断された計59頭(猫53頭、犬6頭)から採取した結膜スワブ検体を対象とした。培養法およびMALDI-TOF MSを用いて細菌と真菌の同定を行い、CLSIおよびEUCAST基準に基づき薬剤感受性を判定した。
- 主な結果
59検体中20検体(33.9%、猫17/53頭、犬3/6頭)で細菌培養が陽性となった。真菌、嫌気性菌、マイコプラズマは検出されなかった。MALDI-TOF MSにより16種類の細菌が同定され、Staphylococcus epidermidisやCorynebacterium mucifaciensなどが多く分離された。回収された37株中32株(86.49%)が多剤耐性(MDR)を示し、Enterococcus属やPseudomonas aeruginosa等においてペニシリン系、テトラサイクリン系、セファロスポリン系など多系統に対する広範な耐性が確認された。
- 臨床的意義
結膜炎に罹患した犬猫からは多様な細菌が分離され、多剤耐性菌が高頻度に認められることが示された。また、人獣共通感染症の可能性を持つ菌も検出されたことから、臨床現場における感受性試験に基づいた治療選択と公衆衛生的な観点からの継続的監視が重要である。
⚠️ この要約はAIが自動生成したものです。
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※ 本記事はAIによる自動要約であり、情報提供を目的としています。個別の症例に対する医療判断を行うものではありません。診療にあたっては必ず原著論文および最新の情報をご確認ください。