温血種牝馬における気管支内クリプトコッコマを伴う肺クリプトコックス症の1例
Pulmonary cryptococcosis with an endobronchial cryptococcoma in a Warmblood mare.
3行まとめ
- 抗菌薬に反応しない肺炎を呈した温血種牝馬における肺クリプトコックス症の臨床的特徴を検討した。
- 左主気管支を閉塞する腫瘤と左肺の広範な硬変を認め、生検でクリプトコックス属菌が確認された。
- 抗菌薬治療に不応な馬の重度肺炎では、鑑別診断としてクリプトコックス等の真菌感染症を考慮すべきである。
この論文の要約
- 目的
抗菌薬治療に抵抗性を示し、気管支内クリプトコッコマを伴った温血種牝馬の肺クリプトコックス症の臨床経過および病理学的所見を報告することである。
- 対象と方法
発熱、沈鬱、細菌性肺炎様の症状を示し、6週間にわたり広域抗菌薬療法に不応であった8歳の温血種牝馬(1頭)を対象とした。画像診断、内視鏡検査、および生検組織の病理組織学的検査を実施した。
- 主な結果
血清アミロイドA(SAA)の著明な上昇がみられた。画像検査では左肺の広範な硬変と多発性結節が認められ、内視鏡検査では左主気管支をほぼ完全に閉塞する巨大な肉芽腫性腫瘤が確認された。生検組織検査では重度の化膿性肉芽腫性炎症を認め、Cryptococcus spp.に特徴的な莢膜(厚さ2〜3 μm)を持つ出芽酵母(直径8.5〜12.5 μm)が多数同定された。広範かつ不可逆的な肺損傷と予後不良のため安楽死が選択された。
- 臨床的意義
馬において通常の抗菌薬治療に反応しない重度の肺炎や気道閉塞病変を認めた場合、鑑別診断としてCryptococcusをはじめとする真菌病原体を考慮することが重要である。
⚠️ この要約はAIが自動生成したものです。
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※ 本記事はAIによる自動要約であり、情報提供を目的としています。個別の症例に対する医療判断を行うものではありません。診療にあたっては必ず原著論文および最新の情報をご確認ください。