ユウダクティルス科ヤモリ2種におけるNannizziopsis arthrosporioides関連真菌性皮膚炎の報告
Fungal dermatitis associated with Nannizziopsis arthrosporioides in two diplodactylid geckos (Correlophus ciliatus and Rhacodactylus auriculatus).
3行まとめ
- ヤモリ飼育群で発生した致死的真菌性皮膚炎の症例について病理組織学的および真菌学的検査を行った。
- 導入個体を端緒に壊死性皮膚炎が広がり、2頭から病原体N. arthrosporioidesが同定された。
- 新規導入時の感染拡大に注意し、重度皮膚炎や削痩を伴うヤモリでは本真菌症を鑑別に入れる必要がある。
この論文の要約
- 目的
ユウダクティルス科ヤモリ(オウカンミカドヤモリおよびツノミカドヤモリ)の繁殖コロニーにおいて発生した真菌性皮膚炎の症例を報告することである。
- 対象と方法
1頭の新規個体導入後に重度の皮膚病変を呈して死亡した導入個体および間接接触のあった2頭、さらにその後に下痢、黒色便、削痩、皮膚炎を発症して死亡した4頭のヤモリを対象に、病理組織学的検査および真菌学的同定を実施した。
- 主な結果
病理組織学的に、全症例で糸状菌を伴う壊死性皮膚炎が認められた。2頭からNannizziopsis arthrosporioidesが分離・同定され、これらの個体は同菌による致死的な皮膚真菌感染症と確定診断された。本報告は、日本におけるユウダクティルス科ヤモリでの本感染症の初報告となる。
- 臨床的意義
疫学的観点から、コロニー内において本真菌によるアウトブレイクが発生したと推測された。ヤモリの飼育環境への新規個体導入時には本菌の持ち込みに留意し、難治性皮膚病変や全身症状を示す症例では本感染症を考慮する必要がある。
⚠️ この要約はAIが自動生成したものです。
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※ 本記事はAIによる自動要約であり、情報提供を目的としています。個別の症例に対する医療判断を行うものではありません。診療にあたっては必ず原著論文および最新の情報をご確認ください。