Microsporum canisによる犬の皮膚糸状菌性ケリオンの2症例報告
Canine dermatophytic kerion caused by Microsporum canis: two case reports.
3行まとめ
- Microsporum canis感染によりケリオンを発症した犬2頭の臨床経過および診断・治療法を報告した。
- 抗真菌薬のパルス療法と外用薬および環境消毒の併用により、両症例で臨床的・真菌学的治癒が得られた。
- 深在性炎症性皮疹の鑑別診断にケリオンを考慮し、早期診断と治療を行うことが人獣共通感染防止にも重要である。
この論文の要約
- 目的
Microsporum canisによる犬の皮膚糸状菌性ケリオンの2症例について、その診断過程および治療経過を報告することである。
- 対象と方法
M. canisによる皮膚糸状菌性ケリオンを呈した犬2頭を対象とした。被毛の直接鏡検、真菌培養、リボソームITS領域のPCR増幅および部分シーケンス解析、寒天拡散法による薬剤感受性試験を実施した。
- 主な結果
直接鏡検にて菌毛外分節分生子が確認され、培養形態および遺伝子解析からM. canisと同定された。イトラコナゾールまたはテルビナフィンのパルス療法による全身投与に、外用薬と環境消毒を組み合わせた治療により、2頭とも臨床的および真菌学的な完全治癒が得られた。
- 臨床的意義
犬の深在性炎症性皮膚病変において、皮膚糸状菌症、特にケリオンを鑑別診断に含める重要性が示された。良好な治療成績を得ることに加え、人獣共通感染症のリスクを低減するためにも、早期の認識と適切な抗真菌療法が不可欠である。
⚠️ この要約はAIが自動生成したものです。
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※ 本記事はAIによる自動要約であり、情報提供を目的としています。個別の症例に対する医療判断を行うものではありません。診療にあたっては必ず原著論文および最新の情報をご確認ください。