子馬の曲鼻症に対する骨切断および固定術を用いた一期的顎矯正術:4頭の手術手技と治療成績
Single-stage orthognathic correction of campylorrhinus lateralis in foals using transection and fixation: Surgical description and outcome of four horses.
3行まとめ
- 馬の曲鼻症に対し一期的な骨切断および固定術を用いた顎矯正術の手技と長期予後を後向きに調査した。
- 術後感染等の合併症は生じたが全頭で呼吸機能や採食が改善し良好な機能的・審美的結果と長期予後を得た。
- 曲鼻症の重度不正咬合や呼吸障害に対し本術式は機能改善と使役目的の達成が期待できる治療選択肢となる。
この論文の要約
- 目的
子馬の側方彎曲鼻(曲鼻症)は気道閉塞や重度のクラス4不正咬合を引き起こす稀な先天性顎顔面奇形である。本研究では、曲鼻症の矯正に用いた一期的な骨切断・固定術の手技と周術期管理を詳述し、術後合併症および長期予後を報告することを目的とした。
- 対象と方法
一期的な骨切断・固定術を実施し、完全な記録と12か月以上の追跡調査が可能であった馬4頭を対象とした後向き症例集積研究である。術前評価に基づき、一時的気管造瘻術、喉頭切開術、鼻中隔切除、鼻骨の骨切り術と固定、前上顎骨および上顎骨の顎矯正的切断と固定を行い、必要に応じて骨移植や翼ヒダ切除を実施した。
- 主な結果
術前は全頭で呼吸困難がみられた。切断した前上顎骨はピンとワイヤー、鼻骨はプレートとスクリューで固定され、1頭のみ肋骨移植を受けた。全頭でプレート関連感染、1頭で口腔鼻腔瘻が発生した。追跡調査時、全頭で呼吸機能が改善して正常な採食・咀嚼と良好な体況を維持しており、3頭が意図された競技活動を行えた。全飼い主が機能的・審美的な結果に満足した。
- 臨床的意義
症例数が少なく後向き研究である制限はあるものの、一期的な骨切断・固定術により満足のいく長期予後が得られた。術後のプレート関連感染管理には留意が必要であるが、呼吸困難や採食障害を伴う子馬の曲鼻症において、機能改善および使役能力の獲得を目指す有効な外科的選択肢となり得る。
⚠️ この要約はAIが自動生成したものです。
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※ 本記事はAIによる自動要約であり、情報提供を目的としています。個別の症例に対する医療判断を行うものではありません。診療にあたっては必ず原著論文および最新の情報をご確認ください。