急性出血性下痢を呈した犬から検出されたBrachyspira hyodysenteriae:症例報告
Brachyspira hyodysenteriae detected in a dog with acute haemorrhagic diarrhoea: a case report.
3行まとめ
- 急性出血性下痢を呈した犬における豚赤痢菌Brachyspira hyodysenteriaeの検出と臨床経過を評価した。
- リアルタイムPCRで本菌や他病原体が検出され、抗菌薬等の投与により症状の消失と病原体の陰性化が確認された。
- 原因不明の下痢では豚特有とされた病原体の混合感染や異種間伝播の可能性も考慮する必要がある。
この論文の要約
- 目的
Brachyspira hyodysenteriaeは豚の重度な粘血便性結腸炎である豚赤痢の病原体として知られる。犬での自然検出は極めて稀であり、本報告では犬における本菌の病原性の可能性と臨床的意義を提示することを目的とした。
- 対象と方法
シェルターから譲渡された直後に急性出血性下痢を呈した5歳の雄の雑種犬1頭を対象とした。糞便検査、便塗抹細胞診、リアルタイムPCR検査を実施し、治療後の臨床経過と追跡PCR検査を評価した。
- 主な結果
便塗抹でらせん状などの多様な細菌形態が観察され、リアルタイムPCRによりB. hyodysenteriae(Ct値27.19)に加え、Campylobacter coli、Campylobacter jejuni、イヌアストロウイルス、Cystoisosporaが検出された。エンロフロキサシン、メトロニダゾール、フェンベンダゾールによる治療で血便は完全に消失し、便性状も正常化した。追跡PCRで全病原体の陰性化が確認された。
- 臨床的意義
本症例は、従来豚特異的とされてきたB. hyodysenteriaeが犬の消化器疾患に関与する可能性を示唆している。確定的な細菌培養が未実施で重複感染があったため因果関係は確立できないが、原因不明の犬の感染性下痢において本菌の関与や異種間伝播、抗生物質抵抗性に留意する必要がある。
⚠️ この要約はAIが自動生成したものです。
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※ 本記事はAIによる自動要約であり、情報提供を目的としています。個別の症例に対する医療判断を行うものではありません。診療にあたっては必ず原著論文および最新の情報をご確認ください。