サラブレッド競走馬におけるレース後角膜炎に対するエリスロマイシン・コリスチン眼軟膏の効果
Effect of erythromycin and colistin ophthalmic ointment on post-race keratitis in Thoroughbred racehorses.
3行まとめ
- サラブレッド競走馬においてエリスロマイシン・コリスチン眼軟膏によるレース後角膜炎の予防効果を検証した。
- 芝レース後の角膜炎発生率は本軟膏投与群で有意に低下したが、ダートレース後では有意差が認められなかった。
- 芝レース後の角膜炎予防に有効である可能性が示され、発症機序の解明にはさらなる微生物学的検査が必要である。
この論文の要約
- 目的
サラブレッド競走馬を対象に、エリスロマイシンおよびコリスチン含有眼軟膏(EC軟膏)のレース後投与によるレース後角膜炎の予防効果を検証した。
- 対象と方法
芝およびダートレース後の角膜炎発生率を、処置群間(非軟膏群:洗眼のみ、軟膏群:洗眼およびEC軟膏塗布)および無作為に割り付けた2群間(非抗菌薬群:眼科用白色ワセリン塗布、抗菌薬群:EC軟膏塗布)で比較した。
- 主な結果
芝レース後では、角膜炎発生率は非軟膏群(6.25%、63/1008)が軟膏群(0.55%、53/9659)より、非抗菌薬群(8.18%、13/159)が抗菌薬群(0%、0/152)より有意に高かった。一方ダートレース後では、非軟膏群(0.56%、8/1420)と軟膏群(0.53%、53/9986)の間、および非抗菌薬群(1.87%、4/214)と抗菌薬群(1.41%、3/213)の間で有意差は認められなかった。
- 臨床的意義
EC軟膏は芝レース後の角膜炎発生率を用量依存的ではなく効果的に減少させたが、ダートレース後では減少させなかった。芝レース後角膜炎の病態への細菌関与が示唆されるものの、確定にはさらなる微生物学的および細胞学的検査が必要である。
⚠️ この要約はAIが自動生成したものです。
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※ 本記事はAIによる自動要約であり、情報提供を目的としています。個別の症例に対する医療判断を行うものではありません。診療にあたっては必ず原著論文および最新の情報をご確認ください。