二分脊椎症を伴う柴犬のタイプV変異型(V/VI重複型)皮様洞に対する完全外科的切除の1例
Complete surgical excision of a type V-variant dermoid sinus (V/VI overlap) associated with spina bifida in a Shiba Inu dog: A case report.
3行まとめ
- 胸椎の二分脊椎症を伴うタイプV/VI重複型皮様洞を発症した柴犬の臨床像、画像所見、手術手技および病理所見を評価した。
- 神経学的欠落がなくとも硬膜付着により疼痛が生じたが、椎弓切除と部分硬膜切除による完全一括切除で順調に回復した。
- CTやMRIによる正確な術前評価に基づく早期の外科介入が、良好な長期予後の獲得に有用であると考えられる。
この論文の要約
- 目的
二分脊椎症を伴うタイプV/VI重複型皮様洞(DS)の臨床的、画像的、外科的、病理組織学的特徴を記述し、診断および治療における留意点を明らかにすることである。
- 対象と方法
胸背部の毛塊を初発とし、16か月齢時に悪臭、紅斑、局所疼痛、食欲不振を呈した避妊雌の柴犬1頭を対象とした。CTおよびMRI検査後に背側椎弓切除術および部分硬膜切除術を実施し、洞管と線維性硬膜付着部を一括切除した。
- 主な結果
CTおよびMRI検査にてT12の二分脊椎症と、皮膚から背側硬膜へ至り硬膜を軽度変位させる洞管が描出された。病理組織学的に、付属器上皮に裏打ちされた角化物を含む嚢胞、化膿性肉芽腫性炎症、線維性硬膜付着が確認され、タイプV/VI重複型DSと確定診断された。術後12か月の経過観察において再発や神経学的異常は認められなかった。
- 臨床的意義
神経学的異常を伴わない場合であっても、硬膜付着が臨床的な不快感や疼痛を引き起こす可能性がある。CTやMRIによる術前評価、術中評価、病理組織学的診断を統合した早期の外科的介入が、良好な長期予後を得るために重要である。
⚠️ この要約はAIが自動生成したものです。
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※ 本記事はAIによる自動要約であり、情報提供を目的としています。個別の症例に対する医療判断を行うものではありません。診療にあたっては必ず原著論文および最新の情報をご確認ください。