犬における口腔生検および病理組織像に基づく病変分布:338例の後ろ向き研究(2015-2025年)
Lesion distribution based on oral biopsy and histopathology in dogs: A retrospective study of 338 cases (2015-2025).
3行まとめ
- 韓国の小型犬優勢集団における生検確定口腔腫瘤338例の病理組織学的分布と臨床病理学的特徴を調査した。
- 非腫瘍性が過半数を占め、悪性腫瘍では扁平上皮癌が最多であり、悪性群は良性群より有意に高齢であった。
- 見た目上の腫瘤でも病理診断が必須であり、年齢や好発部位を考慮した鑑別リスト作成が有用と考えられる。
この論文の要約
- 目的
犬の口腔病変の病理組織学的分布は地域や品種構成により異なる。本研究では小型犬が多い韓国において、生検で確定された犬の口腔腫瘤の分布および臨床病理学的特徴を明らかにすることを目的とした。
- 対象と方法
2015〜2025年に生検により確定診断された犬の口腔腫瘤338例を対象に後ろ向き調査を実施した。病変を腫瘍様(非腫瘍性)、良性腫瘍、悪性腫瘍に分類し、臨床病理学的特徴や解剖学的分布を比較検討した。
- 主な結果
腫瘍様病変が全体の52.7%を占めた。腫瘍160例中、良性腫瘍(73.7%)が悪性腫瘍(26.3%)より多く、良性では周辺性歯原性線維腫と棘細胞性エナメル上皮腫が主体であった。悪性腫瘍では扁平上皮癌が最多(50.0%)で悪性黒色腫(26.2%)が続いた。悪性腫瘍の犬は良性腫瘍の犬より有意に高齢(中央値12.0歳 vs 9.0歳)であった。体重、性別、全体的な解剖学的分布と悪性度に有意な関連はみられなかったが、特定の腫瘍で部位の選好性が認められた。
- 臨床的意義
肉眼的に明らかな口腔腫瘤でも非腫瘍性病変が高頻度に認められるため、病理組織学的な確定診断が不可欠である。また、年齢や部位特異的な分布パターンを把握することは、臨床現場での鑑別診断の優先順位付けに役立つ可能性がある。
⚠️ この要約はAIが自動生成したものです。
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※ 本記事はAIによる自動要約であり、情報提供を目的としています。個別の症例に対する医療判断を行うものではありません。診療にあたっては必ず原著論文および最新の情報をご確認ください。