脾臓の腫瘤または結節性病変を有する犬における腫瘍性病変と非腫瘍性病変の判定において、細胞診と病理組織検査の一致度は不良から中等度である
Cytology and histopathology have poor to fair agreement for determination of neoplastic or nonneoplastic lesions in dogs with splenic masses or nodules.
3行まとめ
- 脾臓の腫瘤や結節性病変を有する犬において、細胞診と病理組織診断の一致度を評価した。
- 両者の一致率は55〜67%にとどまり、組織学的な腫瘍を細胞診で非腫瘍性と判定した例もあった。
- 細胞診と組織診断の一致度は低〜中等度であり、細胞診で非腫瘍性と出ても慎重な解釈を要する。
この論文の要約
- 目的
脾臓の腫瘤または結節性病変を有する犬において、細胞診と病理組織診断の相関性を評価すること。
- 対象と方法
2014年1月から2022年7月の間に脾臓腫瘤または結節性病変を認め、互いに90日以内に細胞診および病理組織検査を実施した犬33頭の診療記録を回顧的に調査した。スライド標本は病理医によって再評価され、腫瘍、腫瘍の可能性あり、非腫瘍性に分類された。
- 主な結果
細胞診と組織診断の一致率は55%(18/33頭)であり、うち1頭では腫瘍の種類が異なっていた(肉腫 vs リンパ腫)。8頭(24%)で判定の不一致がみられ、そのうち7頭は組織診断で腫瘍であったが細胞診では非腫瘍性と判定されていた。「腫瘍の可能性あり」を腫瘍に含めた場合の一致率は67%(22/33頭)であった。細胞診で腫瘍または腫瘍の可能性ありと診断された犬の71%(10/14頭)、非腫瘍性と診断された犬の63%(12/19頭)が組織診断と一致した。
- 臨床的意義
犬の脾臓腫瘤や結節性病変において、細胞診と病理組織診断の一致度は不良から中等度である。細胞診による腫瘍の診断は非腫瘍性の診断よりも組織診断と一致しやすい傾向があるが、細胞診の結果のみに依存した判断には限界がある。
⚠️ この要約はAIが自動生成したものです。
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※ 本記事はAIによる自動要約であり、情報提供を目的としています。個別の症例に対する医療判断を行うものではありません。診療にあたっては必ず原著論文および最新の情報をご確認ください。